前向きな考え方とは?
過ぎ去ったことは考えない。
クヨクヨ考えていても始まらない。
やってしまったことはしょうがない。次に行こう。
一見、この考え方は前向きのように感じられるかもしれませんが、
また、同じ間違いを繰り返す可能性が高いように思います。
なぜそうなったのか?原因は何か?ということを考えることが、
自分に意識を向けることにつながります。
ここにじっくり時間を掛けることが、とても大切になってきます。
しっかりと自覚・認識してから、次にチャレンジしていくことが
同じ間違いを繰り返す可能性を小さくすると考えています。
例えば病気になった時、なってしまった原因を全く考えず、
医者にすがってしまう事や、神社などに拝みに行くことに近いように思います。
意識を自分に向ける習慣を持っていない人は、
上手く行った時は自分の手柄に。上手く行かなかった時は周囲の責任。
という自己中な考え方を持ってしまう可能性が高いようです。
こういった人が組織のトップや上司、家族にいる場合、
周囲の人のストレスといった、2次災害につながる可能性が
高いように思います。
『ウ~~~ン』と自分に意識を向けて考える習慣。
私自身、結構シンドイ時もありますが、
人のココロの部分が、成長していく(変化していく)と思われるこの過程を繰り返していくことで、
以前とは違う自分を感じることが出来てきたように実感しています。
世の中を見渡していると、
ココロの成長を繰り返していくことと、年齢を重ねていくことが必ずしも比例している
わけではないように感じています。
今世間を賑わしている問題と、ご自身、周囲の人と照らし合わせて、
何か感じ取って頂ければ幸いです。